专利摘要:

公开号:WO1992007703A1
申请号:PCT/JP1991/001401
申请日:1991-10-15
公开日:1992-05-14
发明作者:Yoshio Koike;Kazuya Matsumoto;Hisatoshi Saito
申请人:Q.P. Corporation;Kyoraku Co., Ltd.;
IPC主号:B41M1-00
专利说明:
[0001] 明 細 プロ ッグの製造方法 技術分野
[0002] 本発明は、 医薬品、 食品、 化粧品等を収納するのに用 いる熱可塑性プラスチッ ク材料からなるブロー ッグ (軟質容器) の製造方法に関する。
[0003] 背景技術
[0004] 従来、 医薬品、 食品、 化粧品等を収納するのに用いる ボ トルであって熱可塑性プラスチッ ク材料からなる軟質 のブローボ トルは、 こ こに例示するまでもなく 一般に広 く知られている。
[0005] 一般に、 この種のブローボ トルはその材料が軟質であ るところから、 印刷のための版をその表面に押し当てる と、 ブローボ トルの胴部が変形してしま う。 そのため内 容物等の表示を直接プローボ トルの表面に印刷して表示 することが極めて困難.であった。
[0006] そこで、 従来は、 ブローボ トルの内部に正圧を付加し てプロ一ボ 卜ルの形状を保持するとともに印刷圧と正圧 とを同調させてその表面への印刷を行っていた。
[0007] しかし、 第 9図に示すように、 胴部の横断面形状が扁 平状で、 かつ、 例えば曲げ弾性率が 5 0 0 1 0 0 0 0 kg / ^の軟質の熱可塑性プラスチッ クよりなるブロー ッグの場合、 プローバッグの内部に正圧を付加してその 表面へ転写ロール 7で印刷を行う とブローバッグの胴部
[0008] 1が弾性変形し、 ブローバッグを所定の形状に保持する ことが困難となる。 その結果、 印刷圧と正圧を同調させ ることは極めて困難となり、 印刷時にズレを起し適切な 印刷をすることができなかった。 - 本発明は、 このような問題点に鑑みてなされたもので、 ブローバッグの胴部を押当治具の押当面で支持し、 かつ、 その胴部の対向壁を互いに密接させるとと もに、 密接状 態の胴部の上側壁が印刷時にズレを起すことを完全に防 止することにより、 例えば曲げ弾性率が 5 0 0〜 1 0 0 0 〇 k'g / erfの熱可塑性プラスチッ クからなる軟質ブロー バッグであっても、 その胴部に転写ロールにより精度の 高い印刷をすることができるブローバッ グの製造方法を 提供することを目的と している。
[0009] 発明の開示
[0010] 本発明は横断面形状が扁平状の対向壁をもつ胴部と、 この胴部に連接した口部を有し、 かつ、 例えば曲げ弾性 率が 5 0 0〜: 1 0 0 0 0 kg / ci!の熱可塑性ブラスチッ ク によりなるブ口一バッグをブロー成形し、 ブロー成形さ れたブローバッ グの胴部の扁平面を、 その扁平面より も 狭い面積を有する押当治具の押当面で支持して胴部の対 向壁を互いに密接させ、 密接した胴部の対向壁の上側壁 表面に所要事項を印刷する。 また、 枠部材を押当治具の押し当て過程において、 そ の上方よ り押当面の側面に対応するよ うに配設し、 プロ 一バッグの表面に所要事項を印刷する。
[0011] 本発明によるブローバッグの製造方法によれば、 熱可 塑性プラスチッ クからなるブローバッグの胴部が、 その 扁平面より狭い面積をもつ押当治具の押当面で支持され 押し当られ、 かつ、 その押し当て過程で上方より押当面 の側面に対応する部材で胴部の周囲が押し当てられるの で、 その胴部の対向壁が互いに密接する状態とされる。 そ して、 この状態において、 胴部に印刷用の転写ロール を押し当てれば、 押当治具の押当面上で平坦に保持され た胴部に所要の印刷が施される。
[0012] 図面の簡単な説明
[0013] 第 1図は本発明に係るブローバッグの一例である薬液 容器の正面図、 第 2図は同上水平端面図、 第 3図は本発 明の第 1実施例のプロ一バッ グの製造方法に用いる装置 一例を示す斜視図、 第 4図および第 5図は本発明の第 1実施例によるブロー人くッ グへの印刷工程を示すための 装置の一部を破断した側面図、 第 6図は本発明の第 2実 施例のブローバッグの製造方法に用いる装置の一例を示 す斜視図、 第 7図および第 8図は本発明の第 2実施例に よるプロ'一バッ グの印刷工程を示すため該装置の一部を 破断した側面図、 第 9図は従 の印刷方法を示す側面図 である。 発明を実施するための最良の形態 ' 本発明のブローバッグの製造方法の第 1実施例を第 1 図から第 5図を参照して説明する。
[0014] 第 1図および第 2図には、 本発明に係る製造方法によ つて製造されたブローバッグの 1例である薬液容器が例 示されている。 こ の薬液容器は横断面形状が二つの向か い合う比較的大きい曲率半径 R i , R 2 に形成される扁 平状の対向壁から形成される胴部 1 (第 2図参照) 、 口 部 2、 吊孔 4をもつ吊具 3、 とから構成されている。 こ の薬液容器は熱可塑性ブラスチッ クをブロー成形して作 られている。 すなわち、 例えば曲げ弾性率が 5 0 0 ~ 1 0 0 0 O kg / eifである線状低密度ポリエチ レ ン、 低密度 ポ リ エチ レ ン、 高密度ポ リ エチ レ ン、 ポ リ プロ ピレ ン、 エチ レ ン —プロ ピ レ ン共重合体、 ポリ塩化ビニル、 ェチ レ ン —酢酸ビニル共重合体、 熱可塑性エラス トマ一 (才 レフ イ ン系、 ポ リ エステル系、 ポ リ ア ミ ド系、 ポ リ ウ レ タ ン系、 スチレン系) 等の熱可塑性プラスチッ クからな るものである。.薬液容:器の胴部 1の表面には内容物等を 示す表示 5が印刷されている。
[0015] 本発明によるブローバッグの製造方法は、 上記のよう な薬液容器をブロー成形する工程 (図示せず) し、 プロ 一成形された薬液容器の胴部 1 の表面に、 内容物等の表 示 5を印刷する工程からなるものである。
[0016] 第 3図には、 本発明の印刷工程に用いられる装 aが例 示されている。 この装置は押当治具 6、 印刷用の転写口 ール 7からなる。 押当治具 6の押当面 8の面積は容器の 胴部 1の投影面より小さ く 、 胴部 1 よ り狭い平面であり、 かつ印刷部 (表示 5 ) よ り大き く形成されている。 また、 押当面 8の周緣 9は傾斜面となっている。
[0017] ブロー成形工程により薬液容器は、 第 4図に示すよう に、 押当治具 6の押当面 8上に胴部 1 の表面が面するよ うに対応させ、 吊具 3を吊具固定部 1 0に固定し、 かつ 口部 2を口部固定部 1 1 にそれぞれ固定する。
[0018] この状態において、 第 5図に示すように、 押当治具 6 を押し当て方向 (胴部 1の表面に沿直方向) に押してい けば、 容器の胴部 1 はその対向壁が互いに密接した状態 となって押当治具 6の押当面 8上に固定される。 そ こで、 印刷用の転写ロール 7を胴部 1の一方の表面に矢印のよ うに押当転動させれば、 印刷用の転写 ·ロール 7の外周面 に配設された印刷内容が胴部 1 に印刷表示 5 (第 1 図参 照) される。
[0019] 印刷後は、 容器の印刷面に紫外線 (u v ) を照射して
[0020] ¾ ¾3する。
[0021] なお、 上記印刷工程において、 口部固定部 1 1 を図示 のようにサク シヨ ンカ ップ 1 2と し、 容器内の空気を強 •制的に吸引排気すれば、 容器内が急速に負圧となるので、 胴部 1の対向壁を速やかに密接させることができるとと もに、 その密接性が完全なものとなる。 その結果:' 印刷 の精度が一段と向上し、 徵钿でかつ複雑な内容の印刷を 容器の表面に行なう ことが可能となる。
[0022] また、 上記第 1実施例によれば、 転写ロールで印刷を 行う力 <、 この他に半球形パッ ド等の転写部材で印刷を行 う ことや、 あるいはシルク印刷、 オフセッ ト印刷などが できる。
[0023] なお、 本発明のブローバッグの胴部の扁平面は、 比较 的大きい曲率半径 R i , R 2 に形成したものが例示され ているが、 平担面を有する一般に扁平といわれるもので あってもよい。
[0024] 以上のように、 本発明にいうブローバッグとは、 例え ば曲げ弾性率が 5 0 ひ〜 1 0 0 0 0 kg crfの軟質ブラス チッ クをブロー成形することにより形成した扁平状の胴 部と口部とを一体に有する容器のことで、 一方の胴部が 他方の胴壁の形状に即して変形し、 対向する胴壁同志が 実質的に密接して内溶液を効率よく排出することができ るという ことを特徵とするものである。 したがって、 本 発明のブローバッグは、 2枚のフィ ルムを重ね合わせて 周囲を密着して得られる シー トバッ ク と、 プラスチッ ク - を瓶形状にブロー成形して得られるブローボ トルの両者 の個々の長所を兼ね備えた機能をもつ新しい形の容器で ある o
[0025] 次に本発明の第 2実施例を第 6図から第 8図を参照し て説明する。 第 6図には、 この実施例の印刷工程で用いられる装置 が例示されている。 この装置は押当治具 6 と印刷用の転 写ロール 7からなる。 第 1実施例と同じように、 押当治 具 6の押当面 8は容器の胴部 1 の投影面より小さ く 、 胴 部 1 より狭い平面である。 押当面 8の周縁 9は傾斜面と なっている。 さ ら枠部材 1 3が配設され、 こ の枠部材 1 3は、 押当治具 6の押し当て過程においてその上方より 押当面 8の側面に対応するように配設する。 枠部材 1 3 は、 上記と同等の作用をする部材であればよ く 、 必ずし もその形状が枠状でなく てもよい。
[0026] ブロー成形工程により作られた薬液容器は、 第 7図に 示すように、. 押当治具 6の上に一方の胴部 1 の一方の面 が面するように対応させ、 胴部 1 の吊具 3 の吊具固定部 1 0に固定し、 さ らに、 その口部 2を口部固定部 1 1 に 固定する。 そ して枠部材 1 3を容器の胴部 1 の上方に配 直する。
[0027] この状態において、 第 8図に示すように、 押当治具 6 を胴部 1 に押し当てて.いく とともに、 その過程で枠部材 1 3を同時に押し当てていけば、 薬液容器の胴部 1 はそ の対向壁が互いに重合し密接した状態となって押当治具 6の押当 8上に枠部材 1 3に挟まれて確実に固定される。 そこで、 印刷用の転写ロール 7を胴部 1 の表面に押圧転 動させれば、 印刷用の転写ロール 7の外周面の印刷内容 が胴部 1 に転写印刷される。 この印刷工程において、 胴 — s — 部 1 は確実に固定されていて、 ズレを起こすことがない ので、 高い精度の印刷ができ る。
[0028] 印刷後は、 薬液容器の印刷面に紫外線 (U V ) を照射 して乾燥する。
[0029] 本発明によるブローバッグの製造方法は、 横断面形状 が扁平状の対向壁をもつ胴部と、 この胴部に連接した口 部を有するブ口ーバッ グを、 例えば曲げ弾性率が 5 0 0 〜 1 0 0 ◦ 0 kg/ ciの熱可塑性プラスチ ッ ク によ り プロ 一成形し、 ブロー成形されたブローバッグの胴部の扁平 面を、 その扁平面より狭い面積を有する押当治具の押当 面で支持し、 あるいは、 さ らに押当治具の押し当て過程 において上方より押当面の側面に対応する部材で胴部を 押し当てて、 胴部の互いに対向する壁を密接させ、 密接 した胴部の表面に所要事項を印刷する。 そのため、 胴部 の対向壁を互いに完全に密接させることができるとと も に密接状態の胴部の対向壁が印刷時にズレを起こすこと を完全に防止することができ、 熱可塑性ブラスチッ ク力、 らなるブローバッグ (軟質容器) であっても、 その胴部 に精度の高い印刷を施すことができる効果を奏する。
[0030] 産業上の利用可能性
[0031] 以上のように、 本発明のブローバッグの製造方法は、 _医薬品、 食品、 化粧品等を収納するのに用いる熱可塑性 プラスチック材料からなるブローバッグ (軟質容器) の 胴部へ内容物等の表示印刷に適している。
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲
1 . 撗断面形状が扁平状の対向壁をもつ胴部と該胴 部に連接した口部を有するブローバッグを熱可塑性ブラ スチッ クにより成形し、 このブロー成形された前記プロ 5 一バッグの胴部の扁平面を該扁平面より狭い面積を有す る押当治具の押当面で支持して前記胴部の対向壁を互い に密接させ、 密接した前記胴部の対向壁の上側壁表面に ' 所要事項を転写部材で印刷する、 ことを特徵とするプロ —バッグの製造方法。
10 2 . 前記胴部の扁平面を前記胴部の扁平面より狭い
' 面積を有する押当治具の押当面で支持し押当治具の押し 当てる過程において、 前記押当面の上方より押当面の側 面に対応する形状を有する枠部材を胴部に押し当て、 前 記胴部の対向壁を互いに密接させ、 密接した前記胴部の 15 対向壁の上側壁表面に所要事項を印刷する、 ことを特徴
. とする請求の範囲第 1項記載のブロ—バッグの製造方法。
3 . 前記ブローバッ グの吊具を吊具固定部に固定し、 口部を口部固定部に固定する ことを特徵とする請求の範 囲第 1項記載のブローバッグの製造方法。
20 4 . 前記転写部材が転写ロールであるこ とを特徵と する請'求の範囲第 1項記載のブローバッグの製造方法。
5 . 前記転写部材が半球形パッ ドであることを特徴 とする請求の範囲第 1項記載のブローバッ グの製造方法。
6 . 前記口部固定部をサク シヨ ンカ ップと したこと を特徵とする請求の範囲第 3項記載のブローバッグの製 造方法。
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1992-05-14| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US |
1992-05-14| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB GR IT LU NL SE |
1992-06-24| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1991917695 Country of ref document: EP |
1992-11-04| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1991917695 Country of ref document: EP |
1997-05-21| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1991917695 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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